私大職員への求人情報は2つのチャネルから
私大職員への転職の入り口は大きく分けて2つあります。
- 公募に応募すること。
- 非公開求人にエージェントを通して応募すること。
私大職員への転職にあたっては求人を見逃さないこと、いつ来ても対応できるように根気よく待ち構えておくことが大切です。
それはなぜか?
・・・
そう、私大職員は求人が多くないからです。
しかし、絶望するほど少なくもないのです。
ですから、必要な情報を漏らさないようにすることがまず重要になってきます。
実は、多くのライバルは私大職員への転職に興味を持ったにも関わらず、長いことアンテナを張っていることに疲れてしまい、その結果、貴重な求人を見逃してしまいます。
ですから、逆に言えば「油断しないで常にアンテナを張っておく」ということをするだけで、多くのライバルに対して一歩優位に立てていることを意味します。
転職情報サイトと転職エージェントの使い分け
転職活動を経験したことがある方であれば、転職情報サイトと転職エージェントの違いはよくお分かりだと思います。
前者は単なる情報サイトであり、求職者が積極的に動かなければ何にもならないサービスであるのに対して、後者は担当のエージェントがあなたに付き、希望職種への転職が実現するよう様々なサポートをしてくれます。
その様々なサポートには非公開求人情報の紹介もあります。
なお、求人数で言えば前者の方が多いです。
大手大学は基本的に公募(オープン)で中途採用も採ります。私が採用担当をしていた時も、中途で年間5~8名を採用していましたが、すべてオープンでやっていました。一方、小規模の大学では非公開でやることも多いです。
なぜなら、小規模・中規模大学においては、中途採用を毎年やっていないような大学も多く、そのような大学においては、採用業務のノウハウがありません。したがって、自らが採用を行うことは非常にコストがかかるのです。
そうした理由で、エージェントを使い、非公開で適切な人材の紹介を発注する、というメリットが生じているのです。
登録すべき転職情報サイト(公募用)
最も大学職員の求人数が多いサイト。大学職員への転職を目指すなら必須。
リクナビNEXTほどではないが、チラホラ大学職員の求人が出る。リクナビNEXTとマイナビ転職で公募情報は基本的にカバーできます。
※城西大学は「転職ナビ」を使うなど、一部例外もあり。
登録すべき転職エージェント(非公開用)
エージェントに登録する狙いは以下です。
- 中小規模大学には公募ではなくエージェント募集のみの大学がある
- 数は少ないが、大手でもエージェントサービスを使っている大学がある
- 公募に比べてライバルが少ないので、求人が出ればチャンス大
- 求人を毎日チェックしなくても、エージェントが連絡をくれるので負担がない
上記の狙いを満たすエージェントは3つあります。
特にリクルートエージェントが大学業界には強いです。
転職への第一歩は求人探しから。特に就業しながらの転職活動は、早めに求人を見つけて余裕をもって準備することが重要です。